水稲生育調査で苗の状況を確認

営農ニュース

防除時期の調整に活用

 若狭基幹支店管内の圃場で6月3日、水稲苗の生育調査巡回をしました。4月下旬~5月下旬に田植えしたハナエチゼンやコシヒカリ、いちほまれ苗の草丈や茎数など確認。数値を検証して、防除開始時期の目安設定に活用します。

 

 大飯支店営農課職員やTAC、県嶺南振興局農業経営支援部技術経営支援課の担当者ら4人が、おおい町内5ヵ所の圃場を巡回。2本の棒で目印された区間の苗の草丈や茎数、葉数、葉色を1株ずつ確認しました。同町での生育調査は5月19日から開始し、6月末ころまで毎週巡回します。

 

 調査に当った営農課担当職員の杉谷厚征さんは「昨年同時期並の順調な生育が確認できた。数値を検証し防除スケジュールなど調整に取り組む」と話していました。