水稲管理現地研修会

営農ニュース

おおい町の2ヵ所の水田で実施

  JA福井県大飯支店営農経済課は6月23日、水稲の今後の生育管理を学ぼうと栽培現地研修会を、おおい町の2ヵ所の圃場で開きました。同町の水稲生産者やJA関係者ら30人が参加しました。

 5月17日にコシヒカリを移植した2圃場を見学。県嶺南振興局農業経営支援部の桝田恭恵さんは、苗の生育経過を「草丈は平年並み。分けつ期の日照不足の影響で、茎数は平年よりも若干少なく推移している」と報告しました。同支援部の野﨑伸一さんは、今後の管理について「出穂期以降は間断通水を行い、根の活力維持に努めてほしい」と説明。

 参加者は苗の生育状況を実際に確認しながら、水管理や病害虫防除など、秋の刈取り前までの管理方法を学びました。