稲の生育をドローンで確認
営農ニュース
坂井農場初の空撮生育調査を実施しました。

液晶画面をタップして調査範囲を決めます。
葉色を示す植生指数はマップに寒暖色で確認でき、圃場に対する苗の成長を示す植被率は数値で確認することができます。ドローンの操作はスマートフォン同様タップで調査範囲を選択し、飛行はほぼ自動で行われ、30aの圃場撮影は数分で終わりました。
長谷川彰農場長は「この調査で大きな圃場の生育を細かく観察することができる。調査結果を踏まえて肥料を施肥すれば収穫量や収益を伸ばせるので、今後さらに改良され普及されることを願う」とドローン調査に期待を寄せました。

試験結果が反映されているか期待されます。
水稲の生育調査等を目的に、試験栽培を行っている坂井農場で7月31日、ドローン撮影による葉色調査を行いました。当農場では葉色板を使って葉色を調べており、空撮による調査は初の取組です。
この日は、5月15日に移植したあきさかり30aの圃場にドローンを飛ばし、搭載されている6つのカメラを使って撮影しました。圃場調査は57m上空から4m/sで移動し、約200枚撮影。施肥した肥料が狙い通りの時期に作用しているか、視覚や数値で判断できます。