小豆圃場巡回
営農ニュース
新たな産地化を目指す
生育状況を確認し、今後の栽培管理方法について話し合う
小豆(品種=丹波大納言小豆)

生育状況を確認する参加者ら
株式会社小田垣商店の担当者は、収量向上に向け、「雨が降ったあとは病害が発生しやすい」と話し、防除を徹底するよう呼びかけていました。
JA福井基幹支店営農部の担当者は、「例年より梅雨明けが遅く、播種が少しずれた影響で生育不足が懸念されていたが、生産者の適切な管理により生育は順調。昼間の気温は例年より高いが、夜の気温は低いので品質の良い小豆が期待できる」と話しました。
JA福井基幹支店管内の小豆の栽培面積は、昨年の2.7倍となる約14㌶。11月上旬に収穫期を迎え、10㌃あたりの収量100㌔を目標に栽培に取り組んでいきます。

圃場を巡回した生産者と(株)小田垣商店の担当者
当JA福井基幹支店は、国産小豆の供給量が全国的に不足しているなか、昨年度から本格的に小豆(品種=丹波大納言小豆)の栽培に取り組み、新たな産地化を目指しています。
9月4日、小豆の生育状況を確認するため、圃場巡回を行いました。
この日、同支店管内の生産者をはじめ、株式会社小田垣商店、JAの営農指導員など関係者約15人が参加し、圃場5カ所を巡回。小豆の背丈や節数などの生育状況を確認し、今後の栽培管理方法について話し合いました。