織田支店タカキビ復興に向けた取組み栽培方法を学ぶため富山県生産組合が視察

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活動をヒントに生産者を増やし復興目指す

織田地区・タカキビ 黒部地区・イナキビ 互いのキビ復興誓う

 数十年前、福井県織田地区ではタカキビが富山県黒部地区ではイナキビが特産でしたが現在では高齢化などで生産者が減り生産量もわずかとなしました。

 丹生地区の織田支店ではタカキビを復興しようと3年前から栽培し収穫してきました。収穫したものは利用者にキビ団子として提供。今年は同地区の菓子店とタイアップしてキビ入りカステラを開発しPRしてきました。

 

 富山県生産組合㈱ファームクリエイト黒部の代表取締役・佐々木智さんと3人は11月18日、タカキビ復興に向けた取組みや栽培方法を学ぼうと織田支店を訪れました。佐々木さんは元JA職員で営農を担当していましたが、農業従事者が年々高齢化し、担い手確保が困難になっていることを実感していました。JAで培ったノウハウを発揮し地域の農業を守りたいと6年前に就農。今年、同生産組合を立ち上げました。現在では3人で約40㌶の水稲を管理しています。黒部地区は黒部川が流れ土壌が乾き難く大豆や麦栽培には適していないといいます。栽培できる作物を模索し特産だったイナキビを復興したいと栽培を始め今年は生産者5人で120㌔を収穫しました。今後、同支店の活動をヒントに生産者を増やし復興を目指します。

 

 意見交換では、久守隆人支店長が復興に向けた取組みを説明し互いのキビの特徴や栽培方法など話し合い今後の親交を深めるため久守支店長がタカキビの種子を贈呈した。

 佐々木さんは「織田支店の取組みをヒントに生産者を増やしイナキビを復興させたい。また頂いたタカキビは大切に育て黒部で広めたい」と話しました。

 久守支店長は「復興に向け今年が3年目。タカキビを作りたいという農家も2,3人聞いている。また、今年10月に支店運営委員会を立ち上げ総代、農家組合長、年金友の会、女性部、青壮年部、生産部会など組織と協力して復興に取組む計画をしている。今後、互いの地区でキビが復興するよう連絡を取り合い意見交換していきたい」と話しました。

 

織田支店へ視察にきた富山県生産組合㈱ファームクリエイト黒部のみなさんとJA職員

織田支店へ視察にきた富山県生産組合㈱ファームクリエイト黒部のみなさんとJA職員