半促成キュウリ「越前きゅうり」の定植スタート

営農ニュース

1本ずつ丁寧に苗を植え付け

福井市佐野町の栽培面積は約1.2㌶で、合計8160本の苗を定植

JAキュウリ専門部会の浅川剛部会長が定植作業

 旧JA福井市西部支店管内にある県内有数のキュウリ産地、福井市佐野町で、3月10日、JA特産の半促成キュウリ「越前きゅうり」の定植が始まりました。

 JAキュウリ専門部会の部会長を務める浅川剛さんは、この日、家族やアルバイトなど9人で定植作業を行っていました。畝に90センチ間隔で穴をあけた後、ポットからキュウリの苗を取り外し、苗を傷付けないよう丁寧に植えつけていきました。この日、1棟約8アールのビニールハウス4棟で合計3100本を定植。

 今年は5棟のビニールハウスで合計約4000本を定植するという浅川さんは、「昨年は異常な暑さで、温度や水管理が難しかった。昨年の経験を活かし、今年も徹底した栽培管理を行うことで品質の良いものを目指す」と話しました。

 同地区の越前きゅうりの栽培面積は約1.2ヘクタール。合計8160本の苗が定植され、4月末に収穫期を迎えます。

丁寧に苗を植え付けるようすの浅川さん㊨

丁寧に苗を植え付けるようすの浅川さん㊨