ふくい伝統野菜「黒河マナ」収穫開始

営農ニュース

春一番のふくい伝統野菜「黒河マナ」出番!

【敦賀美方地区】

「黒河マナ、漬物にするのが一番うまい」

 3月6日からJA福井県敦賀美方管内の敦賀市山地区で春一番の伝統野菜である「黒河(くろこ)マナ」の収穫が始まりました。今年は温暖化の影響により例年より10日ほど早い収穫です。

 黒河マナは、アブラナ科の仲間とされ、同区で100年以上前(江戸時代)から栽培されています。つぼみや葉は柔らかく、茎も歯ごたえがあるが柔らかくほんのりとした苦みがあるのが特徴で、収穫は4月中旬ごろまで続きます。

 黒河マナ山村伝承栽培倶楽部の増田貞雄さん(80)は、約10aほどで黒河マナを無農薬で栽培し、伝統野菜を守っています。増田さんはポキッと茎を手で折って収穫しながら「今年は雪の中で成長した為、美味しさが増して上々の出来。葉と茎はおひたしに、花(つぼみの部分)は天ぷらにするとおいしいが、一番は茎を漬物にして食べるのがうまい」と笑顔で話していました。

 黒河マナは手で折った箇所から再び脇芽が育ち、3回程度収穫が可能です。今期は約800㎏収穫を見込みます。

 黒河マナは敦賀市内の市農産物直売所ふるさと夢市場やJA福井県ファーマーズマーケット旬・ときめき広場などで販売しています。

 

▲増田さんが収穫している様子

▲増田さんが収穫している様子