半促成ミディトマトの定植がスタート

営農ニュース

栽培面積約1㌶で合計9000本の苗を植え付け

JA福井基幹支店ミディトマト専門部会

 

福井県の特産ミディトマト「越のルビー」の産地である、当JA福井西部支店管内の福井市白方町で、3月9日、半促成ミディトマトの定植が始まりました。

 

この日、JA福井基幹支店ミディトマト専門部会の部会長を務める村林利行さんのハウス1棟(3.5㌃)では、家族2人で定植作業を行っていました。

 

この日、村林部会長は、マルチを張った圃場に、等間隔になるよう1つ1つ苗を植えつけていき、430本を定植。今年、半促成ミディトマトは、ハウス2棟で合計700本を定植する予定です。

 

村林さんは、「昨年はまずまずの出来。定植後しばらくは気温が低いため、温度管理を徹底して行い、昨年より収量向上を目指す」と意気込みました。

 

同地区では今年、栽培面積約1㌶で、合計9000本の苗が植え付けられます。5月下旬には、収穫期を迎え、福井県内や京阪神の市場、JAの農産物直売所などに出荷されるほか、ケチャップやジュースなどの加工品の原料としても広く利用される予定です。

 

苗を1つ1つ丁寧に植え付けていくようす

苗を1つ1つ丁寧に植え付けていくようす