JA福井基幹支店大納言小豆部会播種前研修会

営農ニュース

小豆播種期を前に研修会

播種機調整方法や栽培管理方法学ぶ

JA福井基幹支店大納言小豆部会

 

当JA福井基幹支店大納言小豆部会は、小豆(品種=丹波大納言小豆)の播種を直前に控えた7月7日、JAの福井南部米検査場で研修会を開きました。同基幹支店は県域合併前の2019年、旧JA福井市時代から本格的に小豆の契約栽培に取り組んでおり、今年4月新たに部会を設立。29の個人農家と営農組織が、合計面積約18ヘクタールで栽培に取り組みます。

 

この日、同部会員をはじめ各支店の営農指導員やTAC、各種農薬メーカー等の関係者約40人が参加。同基幹支店営農指導課の担当者が昨年の栽培や出荷の状況を紹介した後、兵庫県にある小豆卸業者、株式会社小田垣商店の担当者が小豆の圃場の準備から播種後の栽培管理方法についてポイントを説明しました。

 

その後、JAの小豆指導リーダーである相模将史郎主任が昨年の栽培を振り返り、適正な播種量が収量と品質の向上に繋がることを説明。実際に播種機を使いながら播種量の調整方法を実演してみせました。参加者達は自分達が使用している播種機や圃場環境と照らし合わせながら、調整の方法を細かく質問していました。

 

7月中旬頃から福井基幹支店管内各地で小豆の播種作業が始まり、10アールあたりの平均単収125キロを目指します。

 

実際に播種機を使って播種量の調整方法を説明するJA福井基幹支店営農指導課の担当職員(写真右)(JA福井南部米検査場で)

実際に播種機を使って播種量の調整方法を説明するJA福井基幹支店営農指導課の担当職員(写真右)(JA福井南部米検査場で)