農業施策確立に向けて行政へ要請活動

営農ニュース

農政連坂井支部と行政へ要請活動

当JA坂井基幹支店と農政連坂井支部は5月22日、坂本憲男坂井市長、田中哲治坂井市議長へ「食料・農業・地域政策確立に向けた要請書」「坂井市農業対策に関する要請書」を手渡しました。小寺洋一専務と北島友嗣農政連坂井支部長らが市庁舎を訪ね、農業所得の増大・農業生産の拡大を図るため新規就農支援や振興対策を講じるよう要望したほか、有害鳥獣による生産物被害対策の充実、園芸・畜産の活性化と振興などを強く訴えました。新型コロナウイルスの影響により生産物の販売が落ち込んでいることも伝え、坂井市のブランド牛である若狭牛は前年に比べ販売額が3割以上落ち込み、枝肉販売価格が素牛購入価格を下回っている現状を伝え、行政からの支援を要請しました。

特に農作物や農業用ハウスに被害を与える有害鳥獣対策について活発な意見が交わされ、要請書を受け取った坂本憲男市長は「要請内容を受け止め、精一杯市として対応したい」と話しました。

 

坂本市長へ要請書を手渡す北島支部長

坂本市長へ要請書を手渡す北島支部長