坂井地区園芸組織協議会梨専門部会は9月4日、特産「豊水」の出来を確認する目ぞろえ会を、あわらフルーツセンターで開きました。豊水は福井梨の主力品種で、酸味と甘みのバランスが良く、シャリッとした食感が特徴です。

目ぞろえ会には、生産者や市場関係者ら60人が参加。JAの担当者から出荷基準やスケジュールを説明しました。猛暑と少雨からスプリンクラーを使ってこまめに水やりをしたことで、収量も例年と変わらず、品質にも影響がないということです。

同部会の近藤修一部会長は「ジューシーでしっかり甘みもある豊水を、ぜひ手にとって食べてもらいたい」と話していました。

「豊水」の収穫は9月いっぱい続き、昨年並みの300トンを県内や関西方面に出荷します。