最近、当JA美山支店管内の旧158号線沿いで野生の猿が出没し始め、地域住民は、猿による農作物被害に頭を抱えていました。

猿は、ジャガイモを掘って食べたり、吊るしてあるタマネギを取ったりします。また、ナスやキュウリなどを食べるだけではなく、枝を折ったり支柱を倒すなど被害は大きくなるばかりでした。

そこで、猿を追い払おうと、JA女性部福井支部美山エリアの部員3人が「モンキーバスターズ」を結成。JA美山支店の営農指導員指導のもと、電動ガンを打ち、猿を追い払います。集落内で猿を見かけたという情報が入ったら、すぐに現地に駆けつけ、猿の集団ごと他の山に移動させます。常に電動ガンを持ち歩くことで、いつ猿に出くわしても、すぐに追い払えるようにしています。

モンキーバスターズのリーダーである石村昌子さんは、「猿による農作物被害に本当に困っていたので、3人で協力して猿を追い払っています。最近は猿の威嚇も激しくなってきたが、そんなのには負けない気持ちでこれからも地域のために頑張ります」と話していました。