当JA農産物直売所「喜ね舎 愛菜館」では、直売所出荷者の所得向上を目的に、年間を通して農産物の栽培講習会を開いており、売り場に不足している農産物の品目や、出荷におすすめの品目を直売所出荷者に提案しています。

10月21日には、売り場に県内産果樹が少ないことから、果樹の栽培講習会を開きました。

この日、JA福井基幹支店管内の出荷者11人が参加。

元福井県園芸試験場長であり、果樹を長年栽培している小川晋一郎氏が講師を務め、直売所への出荷に向いているおすすめの果樹として、イチジク、キウイフルーツ、モモを紹介。この3種類は、苗木を植えてから実を結ぶようになるまでの結実開始樹齢や、安定した量を収穫できるようになるまでの成木期が早く、初心者でも栽培しやすいことから選ばれました。小川氏は、それぞれのおすすめの品種や、栽培管理方法について説明しました。

参加者は、メモをとりながら真剣な表情で耳を傾けていました。