小学生がJA農業施設で地元農業を学ぶ

地域情報

米低温倉庫内にJA特設ライスシアター設置

福井中央農業施設センター

当JA福井基幹支店の福井中央農業施設センターに7月14日、福井県鯖江市にある河和田小学校の5年生児童36人が訪れ、県内の農業について学びました。

 

同小学校の社会科の授業で、地元農業を学ぶ校外学習の一環。

鯖江市にある河和田小学校の5年生児童ら

鯖江市にある河和田小学校の5年生児童ら

この日、13000俵が収容可能である米低温倉庫の一角に大型スクリーンやスピーカー等の機材を設置。「特設ライスシアター」と名付け、児童たちを招き入れると、倉庫内に入った児童たちは「すごい広くて涼しい」と大きな歓声を上げていました。

JA福井中央農業施設センターの空手所長が挨拶するようす

JA福井中央農業施設センターの空手所長が挨拶するようす

設置したスクリーンにプロジェクターを使って映像を映し出しながら、同基幹支店営農部営農指導課の担当者が管内の農産物や、生産者とJAによる農業の取り組みを紹介。大型農機を使った農作業の様子が映し出されると、児童達は真剣な眼差しを向け、時折メモを取っていました。

米低温倉庫内に用意した「特設ライスシアター」で福井県の農業を学ぶ児童

米低温倉庫内に用意した「特設ライスシアター」で福井県の農業を学ぶ児童

その後、児童達は2班に別れ、キュウリやトマトの予冷選果施設や県内唯一の軟弱野菜梱包出荷施設である「ベジタブルパックセンター菜心(なごころ)」、米の集荷乾燥施設等を順番に見学していました。

 

見学を終えた児童は「JAの施設を初めて見ることができて、とても楽しかった。農業は色々な人たちの工夫や努力によって支えられていることを知ることができた」と話していました。

JA営農部園芸振興課の担当者から説明を聞きながら、ベジタブルパックセンター菜心(なごころ)を見学しました

JA営農部園芸振興課の担当者から説明を聞きながら、ベジタブルパックセンター菜心(なごころ)を見学しました