半促成ミディトマトの定植作業が始まる

営農ニュース

栽培面積約1㌶で合計9000本の苗を植え付け

JA福井基幹支店ミディトマト専門部会

福井県の特産ミディトマト「越のルビー」の産地である、当JA福井西部支店管内の福井市白方町で、3月8日、半促成ミディトマトの定植が始まりました。

 

この日、JA福井基幹支店ミディトマト専門部会の部会長を務める村林利行さんは、ハウス1棟(3.5㌃)で定植作業に汗を流していました。

 

マルチを張った圃場に、等間隔になるよう1つ1つ苗を植えつけていき、430本を定植。

 

今年、ハウス2棟で半促成ミディトマトの苗合計720本を定植する予定だという村林部会長は、「昨年はまずますの出来。今年は例年に比べ定植の時期に寒い日が続いているため、ハウス内を保温するなど温度管理を徹底したい」と話していました。

 

同地区では今年、栽培面積約1㌶で、合計9000本の苗が植え付けられます。

 

5月下旬には収穫期を迎え、福井県内や京阪神の市場、JAの農産物直売所などに出荷されるほか、ケチャップやジュースなどの加工品の原料としても広く利用されます。

等間隔になるように穴を開け、ひとつずつ苗を植え付けていくようすの村林部会長

等間隔になるように穴を開け、ひとつずつ苗を植え付けていくようすの村林部会長