大豆・大納言小豆部会合同全体研修会

営農ニュース

昨年実績と今年度の課題に向けて栽培管理学ぶ

当JA福井基幹支店は3月23日、大豆部会と大納言小豆部会の2部会による合同研修会を同基幹支店で初めて開きました。

 

この日、両部会の部会員をはじめ、福井農林総合事務所、JA福井基幹支店管内の営農指導員やTAC等の関係者、約75人が参加。はじめに2021年度の共励会表彰式があり、大豆部会では単収の部で福井北部支店管内の「農事組合法人たかや」、品質の部に福井南部支店管内の「農事組合法人わきさんが」がそれぞれ最優秀賞に選ばれました。

大豆部会共励会で入賞した部会員ら

大豆部会共励会で入賞した部会員ら

また、大納言小豆部会では総合の部で福井東部支店管内の「農事組合法人エー・ビー・エフ」が最優秀賞を受賞。両部会とも、入賞者にはJA福井基幹支店の岩﨑眞次専務理事から表彰状と副賞が手渡されました。

大納言小豆部会共励会で入賞した部会員ら

大納言小豆部会共励会で入賞した部会員ら

その後、部会合同の全体研修会が開かれ、JA福井基幹支店営農指導課の担当者が両部会の2021年度の活動実績と次年度の計画を説明。2022年度の大豆栽培では、「えんれいのそら」を試験品種として導入することを紹介し、従来品種である「里のほほえみ」に、成熟期の異なる品種を加えることで作業の分散を図り、適期作業による品質向上に繫げることを提案しました。

 

また、福井農林総合事務所が大豆(品種=里のほほえみ)の収量増と品質向上について、兵庫県にある老舗豆卸業者、株式会社小田垣商店の担当者が小豆(品種=丹波大納言小豆)の栽培管理方法についてそれぞれ説明。参加者は昨年の実績を振り返りながら、今年の課題に向けた栽培管理のポイントについて学びました。

 

JA福井県福井基幹支店は2022年度、大豆の10アール当たりの平均単収を175キロ、小豆の平均単収を150キロに設定し、各部会で取り組んでいきます。

部会合同の全体研修会のようす

部会合同の全体研修会のようす

大豆部会共励会

単収の部

支店

地区

生産者

最優秀賞福井北部河合農事組合法人 たかや
優秀賞福井東部岡保農事組合法人 エー・ビー・エフ
優秀賞福井中央農事組合法人 社の郷南居

 

品質の部

支店

地区

生産者

最優秀賞福井南部東郷 農事組合法人 わきさんが
優秀賞文殊 北山新北山農業生産組合
優良賞福井北部森田 農事組合法人 アグリ・アマイケ

 

大納言小豆部会共励会

総合(単収・品質)の部

支店

地区

生産者

最優秀賞福井東部岡保農事組合法人 エー・ビー・エフ
優秀賞福井南部 六条農事組合法人 ファーム六条
優良賞福井南部六条 寺井 敏高
入賞福井西部  荒井 英彦
入賞福井中央 久喜津生産組合
入賞福井南部六条 前田 尚之