JA特産半促成キュウリ「越前きゅうり」目揃え会

特産品情報

1週間早く収穫始まり、品質良好

JA福井基幹支店キュウリ専門部会

当JA福井基幹支店キュウリ専門部会は、4月15日、JA特産半促成キュウリ「越前きゅうり」の目揃え会をJA福井中央農業施設センターで開きました。

 

4月上旬に気温が高い日が続き、生育が順調に進んだため、例年より1週間ほど早く収穫が始まっています。

 

この日、JA管内の生産者をはじめ、福井青果株式会社、福井農林総合事務所、JA職員など関係者約20人が参加。市場関係者が県内外の市場や他産地の情勢について確認しました。

 

福井農林総合事務所の担当者が、今後の栽培管理方法について説明。4月は気温の変化が激しいため、ハウス内の管理をこまめに行うこと、また、枝を見ながら潅水や追肥をするよう呼び掛けていました。

 

JA福井基幹支店営農部園芸振興課の担当者は、今年の出来について、「病害虫による被害もほとんどなく、品質良好」と話していました。

 

その後、参加者は規格ごとに選果し箱詰めされたキュウリを実際に見て、長さなど出荷規格を確認していました。

 

今年、福井市に新しく完成した環境制御型の大型園芸ハウスでの定植も4月2日に始まり、同基幹支店管内のキュウリの栽培面積は、昨年の面積1.5倍となる150㌃。7月下旬まで福井県内外の市場やJA農産物直売所、学校給食などに160㌧が出荷される予定。

箱詰めされたキュウリを手に取り、出荷規格を確認する参加者ら

箱詰めされたキュウリを手に取り、出荷規格を確認する参加者ら