「粒道ーTUBUDOー」播種研修会開催

地域情報

新たな「粒」の播種と栽培方法学ぶ

粒道ーTUBUDOー(つぶどう)

JA福井基幹支店

当JA福井基幹支店は、昨年から管内で呼びかけている「粒道ーTUBUDOー(つぶどう)」に関する播種研修会を5月9日、福井東部農業施設センターで開きました。

 

「粒道」とは、同基幹支店管内で栽培している多収米や大豆、小豆等それぞれの農産物を「粒」ととらえ、生産者が納得できる粒作りに誠心誠意取り組むことで、栽培技術向上を図るとともに、同じ目標に向かう仲間との気持ちの繋がりと人間的成長、そして地域農業の振興を目指していくという同基幹支店が提唱する独自の考え方。

 

この日、管内の組合員をはじめとする粒道の賛同者、JA営農指導員やTACなど47人が参加。同基幹支店と一緒に取り組む地産地消スイーツ作り授業の一環として、福井市内の福井製菓専門学校の生徒も参加し、「粒道」の考え方とJAが提案する「粒」の栽培について学びました。

JA福井基幹支店園芸振興課の担当者(写真=左)から手ほどきを受けながらラッカセイの播種に挑戦する福井専門学校の生徒達

JA福井基幹支店園芸振興課の担当者(写真=左)から手ほどきを受けながらラッカセイの播種に挑戦する福井専門学校の生徒達

JA福井基幹支店営農部営農指導課の担当者が「粒道」について紹介した後、同基幹支店園芸特産振興担当である嶋田奥左ェ門顧問が講師を務め、ラッカセイをはじめ金ゴマの栽培管理や病害虫防除の方法を説明。

 

また、今年度新たな「粒」として取り組む、赤飯用の豆(品種=ダルマササゲ)の播種作業方法についても担当の営農指導員から説明がありました。

 

研修後は、ラッカセイ(品種=ナカテユタカ)の播種作業を体験。参加者は育苗ポットに土を入れ、JA福井基幹支店園芸振興課の担当者から手ほどきを受けながら1人につき2粒ずつ丁寧に種をまいていきました。

 

福井製菓専門学校の生徒が播種したものは、生徒達が苗を育て、5月27日に基幹支店管内の圃場で定植作業を体験学習する予定。

嶋田顧問が栽培管理や病害虫防除の方法について説明するようす

嶋田顧問が栽培管理や病害虫防除の方法について説明するようす