福井製菓専門学校生徒がラッカセイ種まき・苗定植体験
地域情報
JAふくい青壮年部文殊支部の部員達と一緒に
地元農産物栽培を体験しオリジナルスイーツ作りに挑戦

自分たちで育てたラッカセイの苗の定植作業に挑戦する福井製菓専門学校の生徒達
この日、同校の1〜2年生24人が参加。はじめにJA文殊支店の営農指導員が、ラッカセイの栽培方法や苗の植え方、播種方法について説明しました。その後、ふくい青壮年部文殊支部の部員が種まきの方法と苗の植え方を生徒達の前で実演。「種は2粒ずつ、横に寝かせるようにして土を被せて」と種播きのポイントを説明しました。
生徒達は2人1組になり、生徒達が育ててきた苗と種の地植えに挑戦。約5アールの畑で、青壮年部員らに手ほどきを受けながら苗を定植し、播種作業では、畝に指の第二関節程度の深さまで穴を開け、2粒ずつ種を播いて丁寧に土を被せていきました。額に汗を滲ませながら、約1時間かけて作業を終えました。
11月には収穫作業を体験し、生徒それぞれがオリジナルスイーツを製作、学園祭の中で販売を予定しています。グループでラッカセイを使ったタルトケーキ作りを検討中だという、1年生の高戸絵実さんは「暑くて大変だったけど、みんなと楽しく作業ができた。ピーナッツは大好きなので、今から収穫が楽しみ」と笑顔で話していました。

生徒達にラッカセイの説明をする田端支部長
福井市にある福井製菓専門学校の生徒が5月27日、当JA麻生津支店管内にあるJAふくい青壮年部文殊支部の圃場で、ラッカセイ(品種=ナカテユタカ)の種まきや苗の定植作業を体験しました。
3年前から同JAと連携して行っているもので、栽培を通して地元農産物について学び、それを使って生徒自らが新しい菓子を考案するという同校の地産地消授業の一環。今年は、管内でラッカセイの栽培と振興に努めている、ふくい青壮年部文殊支部に協力を得て開かれました。