越の宝石(じゅえりー)販売スタート

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JA農産物直売所限定商品として販売2年目

当JA農産物直売所ブランドミディトマト「越の宝石(じゅえりー)」の販売が6月4日、県内各地の農産物直売所で始まりました。

 

越の宝石は、福井県園芸研究センターが育種したミディトマト。糖度、食味とともに良好で食べ応えがあるオレンジ色、やや小ぶりながらも糖度が高く甘味が強い黄色の2品種を混合しています。直売所限定商品として通常のミディトマトとの差別化を図り、生産者の所得向上に繋げます。

 

今年で販売2年目を迎え、今年は昨年より15人多い生産者44人が合計13㌃の面積で栽培。JA園芸特産部直売加工課の担当者は、「4月の低温の影響を受け、生育不良が心配されたが、生産者の適期管理により着果状況も良く順調に生育した」と話します。

 

この日、JA農産物直売所「喜ね舎 愛菜館」では、越の宝石コーナーを設け、特徴が書かれているPOPや旗などで飾り付けてPR。試験栽培から始め、今年で栽培3年目の清水江梨華さんは、「そのまま食べるのはもちろん、サラダに入れても鮮やかな色が映えるのでおすすめ」と話し、越の宝石オリジナルロゴシールを貼った袋を売り場に並べていきました。県ブランドミディトマト「越のルビー」の赤色を加えた3色セットも販売しており、それぞれの見た目や味を消費者に楽しんでもらいます。

 

今年は、JA管内の農産物直売所9店舗と一部のAコープ内直売コーナーで販売され、8月頃まで約8㌧の出荷を予定しています。

JA農産物直売所「喜ね舎 愛菜館」で「越の宝石」を売り場に並べる出荷者

JA農産物直売所「喜ね舎 愛菜館」で「越の宝石」を売り場に並べる出荷者