金福・銀福すいか目揃え会

地域情報

試し切りし、糖度を確認

JA福井基幹支店

当JA福井基幹支店は、6月21日、福井市特産ブランド小玉スイカ「金福(きんぷく)・銀福(ぎんぷく)すいか」の目揃え会をJA福井西部予冷施設で開きました。

 

黄色の皮と赤色の果肉が金福、緑色の皮と黄色の果肉が銀福。どちらも福井市園芸センターが開発した小玉スイカ。金福は歯ざわりの良いシャリ感とすっきりとした甘みが特徴で、銀福は金福に比べ甘みが強く、さわやかな酸味が特徴。

 

この日、管内の生産者をはじめ、福井市園芸センター、JA職員など関係者約20人が参加。昨年の実績及び今年度の取り組み、出荷規格などを確認しました。

 

その後、福井市園芸センターの担当職員が、各生産者が持ち寄った金福・銀福すいかをそれぞれ試し切りし、糖度を測定。金福が12.8度、銀福13.6度の数値を示し、「好天の影響や生産者の適期管理により、順調に生育した。糖度も高く、上々の出来」と話していました。

 

今年、JA福井基幹支店管内で28戸の生産農家が面積90㌃で栽培しています。金福すいかの苗5326本、銀福すいかの苗1764本が定植されており、7月中旬まで合計約12500玉の出荷を見込んでいます。

 

大阪・東京の市場や東京の百貨店、県内市場や市内の農産物直売所などに出荷される予定。また、全国農業協同組合連合会が運営する通販サイト「JAタウン」をはじめ、野菜宅配の「オイシックス」などのインターネット通販サイトでも取り扱い、全国に向けて販売されます。

金福すいか・銀福すいかを試し切りする福井市園芸センターの担当職員

金福すいか・銀福すいかを試し切りする福井市園芸センターの担当職員