福井基幹支店営農指導員大豆生育調査研修会

営農ニュース

生育調査基準統一し各支店で大豆生育調査一斉スタート

JA福井基幹支店

当JA福井基幹支店管内で6月上旬から始まった大豆(品種:里のほほえみ)の播種作業が終わり、6月30日、管内各支店の営農指導員による各圃場の生育調査が始まりました。

 

安定した収量と品質を確保するため、大豆の生育データを蓄積することが目的で、播種から収穫までの期間、各支店で定期的に行っていきます。

 

この日、生育調査方法を統一するための研修会を、JA福井中央支店管内の大豆圃場で開き、福井農林総合事務所やJA各支店の営農指導員・TACなど13人が参加しました。

 

はじめに、福井農林総合事務所の担当者が、条間や1メートル当たりの株の本数、草丈の測り方や葉令の数え方を実演。その後、営農指導員らが3人1組になり、圃場に入ってそれぞれ生育状況を確認しながら、用意したチェックリストに各データを書き込んでいきました。

 

JA福井基幹支店営農部営農指導課の佐藤竜一係長は「各支店管内で生育状況を定期的に調査することで現状を把握し、生産者に対して速やかな情報の発信に繫げることができる。今後も各支店間の情報共有とスピーディーな情報の発信に努め、適期作業に繫げて収量・品質の向上を目指したい」と話していました。

 

JA福井基幹支店管内の今年度の大豆栽培面積は約337ヘクタール。10アールあたりの平均単収は前年比25キロ増の175キロを目指します。

大豆の圃場で生育調査を行うJA福井基幹支店管内の営農指導員たち(JA福井中央支店管内の大豆圃場で)

大豆の圃場で生育調査を行うJA福井基幹支店管内の営農指導員たち(JA福井中央支店管内の大豆圃場で)