秋冬野菜栽培研修会と営農指導員レベルアップ研修会

営農ニュース

水田園芸作物の栽培について学ぶ

福井基幹支店

当JA福井基幹支店は7月8日、JA福井等農業施設センターで秋冬水田園芸品目の栽培研修会を開きました。

 

この日、同基幹支店管内の組合員をはじめ、福井農林総合事務所、JAの営農指導員やTACなど20人が参加。

 

福井農林総合事務所の担当者が、キャベツやブロッコリー、白菜等の秋冬野菜の栽培方法について説明。今後の植え付けに向けた圃場準備の方法や播種作業、定植や病害虫防除のタイミング等、栽培のポイントを紹介しました。水田園芸の場合は圃場準備段階での排水対策が重要であることを強調し、明渠や暗渠を整えることを呼びかけていました。

 

栽培研修会後は、JAが実際に播種機を用意。昨今の肥料価格高騰を受け、機械を確認しながら施肥量を減らす工夫などを話し合いました。

 

また、若手や新任のJA営農指導員らを中心とした営農指導レベルアップ研修もあり、ブロッコリーの播種作業を実習。参加した営農指導員らは育苗ポットに培土をつめて、丁寧に播種していきました。播種した育苗ポットはそれぞれが家に持ち帰り、栽培管理を通して学習していく予定。

播種機を確認しながら肥料コストの削減について話し合う参加者たち

播種機を確認しながら肥料コストの削減について話し合う参加者たち