永平寺町特産タマネギ「五領玉葱」目揃え会

特産品情報

管内栽培面積約10㌶で合計300㌧の出荷予定

砂村義隆さんの圃場で現在の生育状況を確認

五領玉葱生産組合

五領玉葱生産組合は、6月上旬の収穫期を控えた5月21日、永平寺町の特産タマネギ「五領玉葱」の目揃え会を、当JA永平寺支店管内の圃場で開きました。

 

この日、五領玉葱生産組合のメンバーをはじめ、JAの営農指導員など関係者約20人が参加し、同組合の会長を務める砂村義隆さんの圃場で、現在の生育状況を確認しました。

 

福井農林総合事務所は、今年度の気象経過と生育状況、また今後の栽培管理方法などを説明。葉の倒伏後も新芽が上を向く場合は、まだ球が肥大化するため、圃場を見て収穫を行うよう呼びかけていました。

 

その後、JAの営農指導員から、出荷規格について説明がありました。今年の出来について、「暖冬の影響で、雑草や病害虫の発生が心配されたが、適期の防除などにより被害は少なくまずまずの出来」と話していました。

 

今年は、五領玉葱生産組合のメンバー30人が、JA管内合計約10㌶の面積で栽培に取り組んでいます。6月上旬からタマネギの収穫が始まり、県外の業者や福井市内の市場をはじめ、学校給食や直売所などへ合計300㌧を出荷予定。出荷は8月上旬まで続きます。

 

圃場で生育状況を確認する参加者

圃場で生育状況を確認する参加者