福井基幹支店大豆作見会

営農ニュース

圃場巡回し今後の栽培管理方法を確認

排水対策徹底を呼びかけ

JA福井基幹支店大豆部会

当JA福井基幹支店大豆部会は8月5日、管内で栽培する大豆(品種=里のほほえみ)の作見会を開きました。

 

この日、同部会員をはじめ福井農林総合事務所、同基幹支店管内の営農指導員やTACなど22人が参加し、管内の大豆圃場6カ所を巡回。各圃場の生育状況を確認し、今後の栽培管理方法について話し合いました。

 

巡回した圃場では、JAの営農指導員が直線1メートル範囲の大豆を抜き取り、写真に収めて株数や草丈などのデータを取っていきました。

参加者で集合写真を撮影しました

参加者で集合写真を撮影しました

福井農林総合事務所の担当者は現在の生育は順調とし、「気象庁の1ヶ月予報では平年よりも気温が高くなることが予想されているため、9月中旬までは土壌の水分状態に注意しながら、適宜畝間かん水をしっかり行って」と参加者に向けて呼びかけていました。

 

4日夜から5日朝にかけて福井県内では記録的大雨に見舞われ、同基幹支店管内の一部の大豆圃場でも、一時的に冠水する被害を受けており、同部会事務局であるJA福井基幹支店営農部営農指導課の佐藤竜一係長は「近年、予想を遙かに超える降雨に見舞われることが多くなってきた。これまで以上に排水対策にしっかり取り組んでいって欲しい」と話し「昨日の大雨の影響で排水溝が崩れてる圃場が確認されたので、今後の大雨にも対応できるよう、再度各圃場の排水状況の確認と手直しをお願いしたい」と注意を促していました。

 

JA福井基幹支店管内の今年度の大豆栽培面積は約337ヘクタール。10月中旬には収穫期を迎え、合計590トンの収量を目指します。

JA福井基幹支店管内の大豆圃場を巡回し現在の生育状況を確認する参加者たち

JA福井基幹支店管内の大豆圃場を巡回し現在の生育状況を確認する参加者たち