米の乾燥調製レベルアップ研修会を初開催

営農ニュース

さらなる品質向上に向けて実施

JA福井基幹支店

当JA福井基幹支店は、米の刈取作業を直前に控え、8月18日、JA福井南部支店で、米の乾燥調製技術の向上を目的とした研修会を初めて開きました。

 

JA福井基幹支店内の部会連携企画の第3弾として、管内の担い手オペレーターを対象に実施。

 

この日、JA福井基幹支店多収米部会の部会員、JA担い手協議会「アドバンスファーマー」の会員、福井農林総合事務所、農機具メーカー担当者、JAの営農指導員・TACなど約50人が参加。

 

福井農林総合事務所は、収穫・乾燥調製作業について説明。刈り遅れによる胴割米の発生や、食味低下の原因になる過乾燥には気を付けるようポイントを話していました。

収穫・乾燥調製作業について説明しているようす(JA福井南部支店にて)

収穫・乾燥調製作業について説明しているようす(JA福井南部支店にて)

その後、参加者はJA福井南部支店管内にある農家の格納庫へ移動。実際に色彩選別機による玄米調整の実演もあり、色彩選別機の設定や調整方法などを確認しました。また、重量不足にならないよう計量機器の注意点などメーカーの担当者から説明を受けていました。

 

JA福井基幹支店営農部営農指導課の担当者は、「適期収穫と適切な乾燥調製により、さらなる品質向上に努めてほしい」と話していました。

JA福井南部支店管内にある格納庫で、メーカーの担当者㊧から色彩選別機について説明を受ける参加者

JA福井南部支店管内にある格納庫で、メーカーの担当者㊧から色彩選別機について説明を受ける参加者