令和5年産大麦栽培研修会

営農ニュース

播種前に管内産大麦栽培について生産者学ぶ

JA福井基幹支店

当JA福井基幹支店は管内で始まる大麦の播種作業を前に、8月30日、品質と収量の向上を目指した研修会を、同基幹支店の大ホールで開きました。

 

この日、管内の生産者や生産組合をはじめ、福井農林総合事務所、JA福井県経済連、JA福井基幹支店管内の営農指導員やTACなどの関係者約40人が参加。令和4年産大麦の収量実績と令和5年産の取り組みについて確認した後、JA福井県経済連から県内外の市場情勢について説明がありました。

 

その後、福井農林総合事務所から、管内で栽培している2品種「ファイバースノウ」と「はねうまもち」の栽培方法について説明があり、多収量を目指すために重要となるポイントを紹介。近年は大雨の影響による被害が多くなっているため、排水対策は重要であることを参加者に向けて強調して話していました。

 

参加者は時折メモを取るなどしながら熱心に説明に耳を傾けていました。

大麦の栽培管理方法について学ぶ福井基幹支店管内の生産者(JA福井基幹支店大ホールで)

大麦の栽培管理方法について学ぶ福井基幹支店管内の生産者(JA福井基幹支店大ホールで)

小麦の栽培技術を学ぶ

永平寺アドバンスファーマー

また、同日、JA福井基幹支店担い手協議会「永平寺アドバンスファーマー」は8月30日に小麦の栽培研修会をJA永平寺支店で開きました。

 

永平寺アドバンスファーマー会員をはじめ、JA職員など関係者35人が参加。

小麦栽培研修会のようす(JA永平寺支店で)

小麦栽培研修会のようす(JA永平寺支店で)

福井農林総合事務所が講師を務め、同支店管内で栽培している小麦「品種=福井県大3号(ふくこむぎ)」の栽培技術を説明しました。

 

研修では、農作業による負担を軽減する「アシストスーツ」の紹介もあり、参加者は実際に装着して効果を体感していました。

農業アシストスーツを装着する参加者

農業アシストスーツを装着する参加者