農閑期のビニールハウスを活用して地域高齢者の集いの場づくり

地域情報

レクリエーションや体操を楽しむ

JA助け合い組織「ふれあいわかば会」中央エリア殿下地区

当JA助け合い組織「ふれあいわかば会」は、JA管内の高齢者福祉活動を担うボランティア組織で、ミニデイサービスや独居高齢者宅への訪問など、管内各地で様々な活動を行っています。

 

10月19日には、同会中央エリア殿下地区が、JA福井中央支店管内殿下地区にある農業用ビニールハウスで地域高齢者が気軽に集える場所「みんなの広場」を開きました。

 

寒い時期に多くなる高齢者の引きこもりや運動不足を解消するために、農閑期に使用されていない水稲育苗ハウスを活用して毎年実施しています。

ビニールハウス内で簡単な体操をする参加者のようす

ビニールハウス内で簡単な体操をする参加者のようす

この日、地元高齢者をはじめ、ふれあいわかば会の協力会員やJA職員など17人が参加。

 

牛乳パックを輪切りにしたものを使って、タワーのように交互に積み上げていくレクリエーションや、椅子に座りながらできる簡単な体操などを皆で楽しみました。

 

また、同地区産のコシヒカリとサツマイモを使ってメンバーが作った炊き込みご飯をお土産に持ち帰りました。

 

参加した山口美江子さんは、「家にいるより外出するほうが好きなのでいつも参加している。近所に住んでいる人でもなかなか会う機会がないので、今日も楽しみにしていた。いろんな話が出来て楽しかった」と話していました。

会場になったビニールハウス

会場になったビニールハウス