今回ご紹介する「JAアグリヒーロー」は、は、JA福井県福井基幹支店根菜専門部会の部会長である尾崎 充弘さんです。

JA福井西部支店管内の白方地区で、大根を露地栽培しています。

今年は病気に強い品種を見極めるために、従来品種に加えて新たに３品種を試験的に栽培しており、約２０アールの面積で取り組んでいます。

「最近は作物が育ちやすいような適温の日が少なくなり、管理が年々難しくなっているように感じる」と話す尾崎部会長。「今回の試験栽培の中で、夏の暑さや病気に強い品種を見極めたい」と話します。

今年8月下旬から種まきしたものが10月下旬頃には順次収穫期を迎え、11月いっぱいまで収穫予定です。

「しっかり育ったものが収穫できて、お客さんからおいしかったと反応をもらえるとうれしくなります」と尾崎部会長。そこに行き着くまでの過程が農業の魅力だと語ります。

「最近は異常気象や資材の価格高騰等、暗いニュースが多いですが、もっと部会仲間が増えれば楽しくなるはず。そうやって少しでも明るい雰囲気になってくれたら良いなと思います」と最後に話してくれました。