抑制カボチャ目揃え会

営農ニュース

JA管内で合計8.8ヘクタール試験栽培

当JAは、10月26日、抑制カボチャの目揃え会をJA永平寺支店管内にある農事組合法人ホタルの里ファームの圃場で開きました。

 

JAと県は中山間地域の水田園芸品目として、手間があまりかからず大型機械が入らないような土地でも栽培できるカボチャを推進しており、昨年から春作の試験栽培を始めました。

 

今年は抑制の試験栽培にも挑戦し、JA管内で18戸が、「くり将軍」をはじめ他4品種を合計8.8ヘクタールの面積で栽培。

 

この日、生産者をはじめ、福井農林総合事務所、JAの営農指導員など関係者15人が参加し、出荷規格などを確認しました。

 

福井農林総合事務所は、生育状況や今後の栽培管理方法について説明。「台風や大雨の影響を心配したが、大きな被害は無く、出来はまずまず」と話し、品質向上のため、収穫まで病害虫防除を徹底するよう呼びかけました。また収穫時期の判断について、果梗部全体がコルク化しているかを確認するよう話していました。

 

その後、参加者はカボチャを試し切りして、成熟しているか果肉の色を確認していました。

 

抑制カボチャは、福井県内外の市場に出荷し、翌年1月末まで約1万玉を販売予定。

圃場で生育状況を確かめる参加者

圃場で生育状況を確かめる参加者