AGRI・HERO(アグリ・ヒーロー)vol.11

地域情報

当JA福井基幹支店管内で活躍する各部会農業者(アグリ・ヒーロー)をご紹介します。

水田園芸専門部会 農事組合法人大和田

栽培面積:キャベツ 40アール

JA福井東部支店管内

今回ご紹介する「JAアグリヒーロー」は、JA福井基幹支店水田園芸専門部会に所属し、6年程前から水田を活用したキャベツの露地栽培に取り組んでいます。

 

圃場には、朝日を浴びながらイキイキとした表情を見せる立派なキャベツ達。大きな葉にはキラキラと輝く朝露。きれいに整列しているその姿は、今か今かと収穫を待ちわびているような様子でした。

水田園芸専門部会の農事組合法人大和田(舟木 政美代表㊧、酒井 清光さん㊨)

水田園芸専門部会の農事組合法人大和田(舟木 政美代表㊧、酒井 清光さん㊨)

約40アールの規模で「おきな」と「冬のぼり」の2品種の栽培に取り組んでおり、今年の出来は上々と話す舟木代表。

 

「栽培に乗り出した1年目は、とにかく上手く行かないことばかりで大変だった」と当時の苦労を振り返ります。「試行錯誤しながらなんとかやってきたけど、園芸作物は短期間に姿を変えて、目に見えて変化していく様子が分かるから育てていて楽しいよ」と魅力を語ります。

圃場で作業をしているようす

圃場で作業をしているようす

収穫作業はみんなで一斉に行うのが恒例だそうで、新型コロナウイルスの影響でなかなかみんなで集まる機会が少なくなっている中、今では数少ない貴重な交流の場になっています。

 

「女性はみんなと会って話すのが楽しみにしている方も多いみたいだし、若い人たちにも出てもらって、情報交換や今後の活動に繋がっていけば嬉しいね」と話す舟木代表。

 

「JA直売所に行くと、まだ出してくれないのって待っててくれてる人もいるみたいだし、精一杯いいもの出荷しないとね」と笑顔で話してくれました。

 

全部で約1万個、雪が積もらなければ来年2月頃まで収穫が続けられます。

JA福井東部支店担当の小林営農指導員㊨と一緒に。精一杯良いキャベツを出荷できるよう、JAもフルサポートで頑張ります!

JA福井東部支店担当の小林営農指導員㊨と一緒に。精一杯良いキャベツを出荷できるよう、JAもフルサポートで頑張ります!