秋作ジャガイモ目揃え会

営農ニュース

市場ニーズの高い農産物の栽培に取り組む

当JA福井基幹支店は、11月18日、秋作ジャガイモの目揃え会をJA福井中央支店管内の圃場で開きました。農家所得向上を目的に、市場に求められている品目や消費者ニーズの高い農産物の栽培に取り組んでおり、秋作のジャガイモは県内市場に数が少ないことから、今年初めて同基幹支店管内全域での栽培に挑戦しました。

 

この日、管内の生産者をはじめ、武生青果株式会社、JA職員など関係者13人が参加し、市場動向や出荷規格などを確認しました。また試し掘りをして、今年の出来について話し合いました。

 

JA福井基幹支店園芸特産振興担当の嶋田奥左ェ門顧問が講師を務め、現在の生育状況や収穫時のポイントについて説明。「初めての栽培で病害虫による影響を心配していたが、発生は今のところほとんどない。試し掘りしたジャガイモもまずまずの大きさで、生育は順調」と話していました。

 

今年、同基幹支店管内では合計9戸の生産者と組織が、合計520㌔の種芋を植え付け、約4㌧の収穫を目指します。福井県内の市場に出荷されるほか、学校給食などにも使われる予定です。

ジャガイモを試し掘りして出来を確認する参加者

ジャガイモを試し掘りして出来を確認する参加者