自家栽培金ゴマを使って油搾り体験
地域情報
廃油は石けんに再利用予定

金ゴマの油搾りを体験する中藤営農講座のメンバー
搾った金ゴマの油は、その場で天ぷらに使用し、参加者はサツマイモなどを揚げて試食していました。
3月には、廃油を再利用した石けんづくりを予定しており、SDGs(持続可能な開発目標)への理解を深めます。
参加した中宮陽子さんは、「絞っている間、金ゴマの良い香りが広がっていた。炒る時間で油の色も変わるので面白い。廃油もせっけんに活用でき、最後まで無駄なく使えるのが嬉しい」と話していました。

実際に搾った油を天ぷらに使うようす
当JA福井基幹支店は、新たな地域農業の振興と食生活支援を目的に、地元農産物を使った油づくりに取り組んでいます。
JA女性部福井支部北部エリア中藤島地区の部員で構成される「中藤営農講座」は、年間を通して様々な農産物の栽培や出荷に取り組んでおり、2月16日、JA福井北部支店で、自分たちで栽培した金ゴマを使って油搾りを体験しました。
この日、メンバー14人が参加。収穫し、ゴミを取り除くなど選別作業をした金ゴマを各自持ち寄り、フライパンでよく炒りました。その後、ボタンを押すだけで簡単に搾油できる電動搾油機を使って、実際に油を搾りました。