半促成ミディトマトの定植スタート

特産品情報

栽培面積約1㌶で合計8000本の苗を植え付け

JA福井基幹支店ミディトマト専門部会

福井県の特産ミディトマト「越のルビー」の産地である、当JA福井西部支店管内の福井市白方町で、3月14日、半促成ミディトマトの定植が始まりました。

 

この日、JA福井基幹支店ミディトマト専門部会の鳥居伸一郎さんは、ハウス1棟(3㌃)で定植作業に汗を流していました。 

 

マルチを張った圃場に、等間隔になるよう穴をあけ、ひとつずつ苗を植えていきました。1時間ほどで270本を定植。

 

今年で栽培11年目を迎える鳥居さんは、3棟のハウスで半促成ミディトマトの苗合計990本を定植予定。栽培について「昨年は収穫時期に高温が続き、品質管理に苦労した。今年はハウス内の温度管理を徹底し、収量増を目指したい」と話していました。

 

同地区では今年約1㌶の栽培面積で、合計8000本の苗が植え付けられます。6月上旬には、収穫期を迎え、福井県内や京阪神の市場、JAの農産物直売所などに出荷されるほか、ケチャップやジュースなどの加工品の原料としても広く利用される予定です。

半促成ミディトマトの苗を植え付ける鳥居さん

半促成ミディトマトの苗を植え付ける鳥居さん