JA福井基幹支店大豆部会全体研修会

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平均単収175㌔を目標に活動

当JA福井基幹支店大豆部会は、3月14日、全体研修会を同基幹支店中ホールで開きました。

 

この日、管内で大豆を栽培している部会員をはじめ、福井農林総合事務所、JA職員など関係者約30人が参加。

 

JA福井基幹支店営農部営農指導課の担当者が、2022年度の大豆部会活動や、従来栽培している品種「里のほほえみ」と試験栽培の品種「えんれいのそら」の出荷実績について報告。その後次年度の活動計画を説明し、「収量アップと品質向上を目指し、各関係機関と連携しながら栽培指導に取り組んでいく」と話しました。

新しく就任した山﨑部会長が挨拶するようす

新しく就任した山﨑部会長が挨拶するようす

また、役員改選があり、次年度の新部会長には、JA福井中央支店管内の山﨑彰夫さん、副部会長には、JA福井北部支店管内の伊藤敏夫さんが選任され、新体制がスタート。

 

2022年度共励会の表彰式も開かれ、単収の部において最優秀賞に農事組合法人社の郷南居、優秀賞に小林繁雄さんが選ばれ、品質の部においては農事組合法人三西ファームが最優秀賞に輝きました。

 

他にも、福井農林総合事務所が昨年の生育状況を振り返り、収量向上に向けた栽培管理についてポイントを説明していました。

 

研修会後、JA福井基幹支店営農部営農指導課の担当者は「2022年産大豆は10㌃当たりの平均単収175㌔を目標に掲げて栽培に取り組んできた。播種時期は天候にも恵まれ初期生育は順調であったが、8月頃に平年の3倍以上となる降雨や日照不足の影響もあり、目標単収を下回る結果となった。次年度は排水対策の強化や土壌分析に基づく土づくりの改善を行い、天候に左右されない栽培技術の見直しを図りながら目標単収達成に向けて再度取り組んでいきたい」と話していました。

共励会単収の部で最優秀賞に選ばれた農事組合法人社の郷南居の代表者、品質の部で最優秀賞に選ばれた農事組合法人三西ファームの代表者㊨

共励会単収の部で最優秀賞に選ばれた農事組合法人社の郷南居の代表者、品質の部で最優秀賞に選ばれた農事組合法人三西ファームの代表者㊨