川島ごぼう播種

営農ニュース

約700kgの収穫

福井県鯖江市の川島ごぼう研究会は4月28日、川島ごぼうの播種を行いました。

 

作業にかかるコスト低減技術の研究のため、水はけが良い畑地を丁寧に耕起した上で列状に蒔き、軽く覆土をする「すじまき栽培」と、

あらかじめ肥料の空袋に土をたくさん詰めて立てておき、その上から蒔いて育てる「袋栽培」の2通りの方法で行いました。

「袋栽培」は、ごぼうを掘り起こす時間が大幅に短縮される一方、栽培期間中の水やりの手間が発生します。

すじまき栽培

すじまき栽培

川島ごぼうは風味がよく、食べたときに繊維質が残らずやわらかいので、子供や高齢者でも食べやすいと地元で親しまれてきました。

地域の伝統野菜として無農薬・有機肥料による栽培を12名の生産者で行っており、

秋には、地元の小学生による収穫祭が予定されています。

約700kgの収穫が見込まれており、道の駅「西山公園」やAコープで販売される予定です。

袋栽培

袋栽培