「若狭イチジク」収穫作業

特産品情報

「若狭イチジク」収穫作業

完熟の美味しさを召し上がれ

嶺南若狭地方の特産「若狭イチジク」の収穫が7月下旬から続いています。今年は連日の猛暑で例年より早く実が熟し、果肉の色づきもよく糖度も高いものが多いといいます。

 

9月1日には、若狭町堤の西哲寛さん(67)が収穫作業をしていました。3.4アールのビニールハウスで適期のイチジクを選定しながら、ハサミで手際よく収穫。傷がつかないよう丁寧にカゴに入れていきました。

 

西さんのハウスでは8月3日から収穫が始まり、現在は1日に30~40パック(420グラム入)をJAに出荷しているということです。西さんは「今年は猛暑続きで水管理が大変。去年は2日に1回だったが、今年は毎日水やりしている」と話していました。

 

若狭イチジクは小浜市と若狭町の農家7軒が40アールで栽培。害虫防止のため、全ての生産者がハウス栽培しています。11月下旬まで収穫が続き、昨年並みの10トンの出荷を見込んでいます。