ふくい青壮年部消費者交流会 そば収穫体験

営農ニュース

ふくい青壮年部は11月12日、地元消費者に向けて、農作業体験を通して食と農の大切さと農産物を育てて食べる喜びを知ってもらうためのイベント「消費者交流会」を福井北部支店管内で開きました。

イベントは毎年行っているもので、一般消費者にソバの播種から収穫までの作業を体験してもらい、新そばを味わってもらう企画。

 

この日、JA管内の親子連れをはじめとする消費者約50人が参加。

参加者自らが8月に種まきしたソバ畑を訪れ、鎌を使った昔ながらのソバの手刈作業を体験しました。

 

はじめに、同青壮年部の小倉崇文部長が、収穫の手順や注意点を説明。参加者達は、青壮年部員から手ほどきを受けながら、鎌を使ってソバを刈り取っていきました。刈り取ったソバは束にして、手でしごくようにしながら袋の中にソバの実を脱穀しました。

参加者にソバについて説明するふくい青壮年部の小倉部長(左)

参加者にソバについて説明するふくい青壮年部の小倉部長(左)

ソバの収穫作業に挑戦する参加者の皆さん

ソバの収穫作業に挑戦する参加者の皆さん

収穫したソバの実を脱穀する様子

収穫したソバの実を脱穀する様子

上手に鎌を使って収穫できた笑顔

上手に鎌を使って収穫できた笑顔

作業後は北部低温施設に移動し、青壮年部員や農事組合法人ハーネス河合のメンバーによるそば打ちを見学。参加者は道具の使い方を教わりながら、生地をこねたり切る作業を体験していました。

打ったそばは茹でた後に冷水で締め、刻みネギと大根おろし、かつおぶしを載せた上からつゆをかけた「越前おろしそば」にして、参加者全員で今年の新そばの味を楽しみました。

 

福井市内から親子で参加した猪口あかりさんは「家族と一緒に初めてソバの収穫を体験できて、とても楽しかった。そば打ちは簡単そうに見えたけど、やってみると想像以上に難しかった。作業の後の手打ちそばはすごくおいしくて、2回もおかわりして食べた」と笑顔で話していました。

 

青壮年部の小倉崇文部長は「昨年と一昨年は新型コロナウイルスの影響で収穫作業だけの体験になっていたが、今年は種まきから体験できる企画が開けたので良かった。参加した消費者の皆さんから喜んでもらえたようで、青壮年部としても嬉しい。これを機に、地元の農業や農産物にこれまで以上に興味と愛着を持ってもらえたらいいなと思う」と話していました。

そば打ちを披露する青壮年部員たち

そば打ちを披露する青壮年部員たち

教えてもらいながら参加者の皆さんもそば打ちに挑戦①

教えてもらいながら参加者の皆さんもそば打ちに挑戦①

教えてもらいながら参加者の皆さんもそば打ちに挑戦②

教えてもらいながら参加者の皆さんもそば打ちに挑戦②

打ち立て新そばはやっぱり美味しい!と皆さん笑顔

打ち立て新そばはやっぱり美味しい!と皆さん笑顔

集合写真

集合写真