4年前に転職・水田園芸に取組む黒田創一朗さん 地域情報 2020.11.04 土作りにこだわり 排水を整備! 水はけ良い圃場目指す! 丹生地区が水田を活用した転作品目として特産を図る「越前レタス」の定植が9月12日、越前町上野・黒田創一朗(34)さんの圃場で始まりました。約20㌃の圃場に約8000株を1株1株丁寧に手作業で定植していきました。 黒田さんは父が経営する建設会社に勤めていましたが知人に農業を勧められ4年前に就農しました。農業経験がなかった黒田さんは、JAや他の生産者の方の指導を受け、いちから学びました。当初、約40㌃だった圃場は30代から40代の同世代生産者の頑張る姿に刺激を受け今では倍の約80㌃に拡大しました。年間を通してレタス、トウモロコシ、アスパラガスなど計7種類を栽培しています。土作りにこだわり豚糞堆肥と一緒に打ち込みます。水はけを良くするため圃場の周りに長さ約200㍍幅60㌢深さ50㌢の穴を得意の重機で掘り排水を整備しました。9月中旬まで3回に分け約24000株を定植します。黒田さんは「土作りにこだわった越前レタスを一度食べてもらいたい。今後、シシトウやミョウガなど新たに作ってみたい」と話しました。 丹生地区で取り扱う品種は「サウザー」「スターレイ」「サマーガイ」の3種類。丹生地区全体の栽培面積は昨年より0.5㌶多い約2.4㌶。8人の若手農家中心に取組みます。JAでは定期巡回を行い、生育状況を確認しながら支援していきます。栽培時期に合わせて品種を切り替え作期分散して県内唯一の産地として10月中旬から11月下旬まで昨年より1万7千玉多い4万8千玉の出荷量を目指します。販売先は直売所「丹生膳野菜」、近隣の県内スパーなどで朝取れしたものが店頭に並びます。 一株一株丁寧に定植する黒田さん
丹生地区が水田を活用した転作品目として特産を図る「越前レタス」の定植が9月12日、越前町上野・黒田創一朗(34)さんの圃場で始まりました。約20㌃の圃場に約8000株を1株1株丁寧に手作業で定植していきました。
黒田さんは父が経営する建設会社に勤めていましたが知人に農業を勧められ4年前に就農しました。農業経験がなかった黒田さんは、JAや他の生産者の方の指導を受け、いちから学びました。当初、約40㌃だった圃場は30代から40代の同世代生産者の頑張る姿に刺激を受け今では倍の約80㌃に拡大しました。年間を通してレタス、トウモロコシ、アスパラガスなど計7種類を栽培しています。土作りにこだわり豚糞堆肥と一緒に打ち込みます。水はけを良くするため圃場の周りに長さ約200㍍幅60㌢深さ50㌢の穴を得意の重機で掘り排水を整備しました。9月中旬まで3回に分け約24000株を定植します。黒田さんは「土作りにこだわった越前レタスを一度食べてもらいたい。今後、シシトウやミョウガなど新たに作ってみたい」と話しました。
丹生地区で取り扱う品種は「サウザー」「スターレイ」「サマーガイ」の3種類。丹生地区全体の栽培面積は昨年より0.5㌶多い約2.4㌶。8人の若手農家中心に取組みます。JAでは定期巡回を行い、生育状況を確認しながら支援していきます。栽培時期に合わせて品種を切り替え作期分散して県内唯一の産地として10月中旬から11月下旬まで昨年より1万7千玉多い4万8千玉の出荷量を目指します。販売先は直売所「丹生膳野菜」、近隣の県内スパーなどで朝取れしたものが店頭に並びます。