小豆の作見会

営農ニュース

着莢数などの生育状況を確認

当JA福井基幹支店

 

当JA福井基幹支店は、10月29日、小豆(品種=丹波大納言小豆)の収穫を前に、着莢状況を確認するため、作見会を管内で開きました。

 

この日、管内の生産者をはじめ、株式会社小田垣商店、福井農林総合事務所、水稲雑穀を専門的に担当しているJA各支店の営農指導員ら約25人が参加。管内5カ所の圃場を巡回し、現在の生育状況を見ながら、今後の栽培管理や収穫作業を確認しました。

 

各圃場では、JAの営農指導員らが草丈や着莢数、病害虫の発生などを調査。また、株式会社小田垣商店の担当者は、収穫のタイミングやポイントについて説明しました。「圃場の7~8割くらいの莢の色が、茶色に変わったら収穫のタイミング」と話し、収量・品質向上のため、晴天の日に朝露が無くなってから収穫することや、収穫時、土砂混入等に気を付けるよう呼びかけていました。

 

JA福井基幹支店営農部の担当者は、「天候により播種時期が遅れたが、今回の作見会では、1メートルあたり平均の草丈が47.9センチ、着莢数84.8本を確認でき、生育は上々」と話します。

 

JA福井基幹支店管内の小豆の栽培面積は約14㌶で、11月中旬には収穫期を迎えます。10㌃あたりの収量100㌔を目標に栽培に取り組んでおり、合計約14㌧の収量を目指します。

 

小豆の生育状況を確認する参加者

小豆の生育状況を確認する参加者