半促成ミディトマト「越のルビー」目揃え会

営農ニュース

出荷規格や収穫適期を確認

JA福井基幹支店ミディトマト専門部会

 

当JA福井基幹支店ミディトマト専門部会は5月25日、県の特産である半促成ミディトマト「越のルビー」の目揃え会をJA福井西部予冷庫で開きました。

 

この日、JAの福井基幹支店と坂井基幹支店管内の生産農家をはじめ福井青果株式会社、福井農林総合事務所、JA福井県職員など36人が参加。県内外の市場動向や他産地の動向、出荷規格などを確認しました。

 

その後、福井農林総合事務所の担当者が、現在の生育状況と収穫直前までの栽培管理の注意点を説明。今年は例年に比べて梅雨に入るのが早い予報なので、病害虫の発生予防のために摘芯や葉かき、防除作業等を早めに行っておくように参加者に呼びかけていました。

 

また、目揃え会の最後には、JA福井基幹支店営農部園芸振興課の担当者が、生産者たちが持参したミディトマトの糖度を計り、カラーチャートを使って色味を確認しながら収穫のタイミングを説明。今年の出来について「例年に比べ夜温が低い日が続いたため、若干生育に遅れは出ているが品質は良好。甘くておいしいミディトマトをぜひたくさんの人に食べてもらいたい」と話していました。

 

JA福井基幹支店管内での半促成ミディトマトの栽培面積は約1ヘクタール。6月上旬から8月上旬まで、県内と京阪神の市場を中心に約30トンの出荷を見込んでいます。

 

カラーチャートを使いながら、収穫適期の色味を確認する参加者たち

カラーチャートを使いながら、収穫適期の色味を確認する参加者たち