上志比ニンニク目揃え会

営農ニュース

出荷規格や収穫適期を確認

にんにく生産技術研究会

 

当JA永平寺支店管内で地域特産品「上志比ニンニク」の収穫がピークを迎えています。JA永平寺支店は収穫期を直前に控えた6月1日、支店管内の圃場で目揃え会を開き、ニンニクの出荷規格や収穫適期を確認しました。

 

この日、上志比ニンニクの生産者で構成される「にんにく生産技術研究会」の会員ら10人が参加。JA永平寺支店の担当営農指導員が今年の生育の経過を報告。収穫直前までの栽培管理のポイント等を話しました。その後、福井農林総合事務所の担当者が実際に試し掘りをして、現在の生育状況を確認。予想される収穫適期について説明しました。

 

JAの担当営農指導員は今年の出来について「昨年はさび病が多発したが、今年は定期的な防除を徹底したため品質は上々」と話していました。

 

JA同支店管内の栽培面積は約2.8ヘクタール。6月中旬まで収穫作業が続けられ、約15トンの収穫が見込まれます。JAの農産物直売所や県内スーパーで販売される他、JAの特産物加工施設で乾燥させた後、焼き肉のたれや黒蒸しニンニクなどに加工したものも県内スーパーや量販店を中心に販売されます。

実際に試し掘りしてみた上志比ニンニクの生育状況を確認する参加者たち

実際に試し掘りしてみた上志比ニンニクの生育状況を確認する参加者たち