金福・銀福すいか目揃え会

営農ニュース

縁起良い福井市ブランド小玉スイカ甘さ十分

JA福井基幹支店

当JA福井基幹支店は6月22日、福井市特産ブランド小玉スイカ「金福(きんぷく)すいか」と「銀福(ぎんぷく)すいか」の目揃え会を、福井西部支店管内にあるJA福井西部予冷施設で開きました。

 

金福と銀福はどちらも福井市園芸センターが開発した種なしの小玉スイカで、金福は黄色の皮と赤色の果肉をしており、歯ざわりの良いシャリ感とすっきりとした甘味、また銀福は緑色の皮と黄色の果肉をしており、金福に比べ甘味が強くさわやかな酸味が特徴的。

 

その縁起の良い見た目と名前から、贈答品として海外でも人気を博しています。

 

この日、JA福井基幹支店管内の生産農家をはじめ福井市園芸センター、JA関係者など25人が参加。

 

昨年の実績や本年度の計画、箱詰めなどの出荷規格を確認していきました。

 

その後、市園芸センター職員が各生産者が持ち寄った金福すいかと銀福すいかをそれぞれ試し切りし、糖度を測定。

 

両スイカとも12度以上の数値を示し「甘さも十分、申し分のない出来」と今年の出来に太鼓判を押しました。

 

今年、JA福井県管内で29戸の生産農家が栽培しており、金福すいかの苗約5000本、銀福すいかの苗約2000本が定植されました。7月中旬まで合計11500玉の出荷を見込んでいます。

 

海外への販売をはじめ大阪の市場や東京の百貨店、県内市場や市内の農産物直売所などに出荷される予定。

 

また、全国農業協同組合連合会が運営する通販サイト「JAタウン」をはじめ、野菜宅配の「オイシックス」などのインターネット通販サイトでも取り扱い、全国に向けて販売されます。

金福すいか(写真手前)と銀福すいか(写真奥)の今年の出来を確認する生産者たち

金福すいか(写真手前)と銀福すいか(写真奥)の今年の出来を確認する生産者たち