福井製菓専門学校の生徒が金ゴマの苗定植作業体験

地域情報

地産地消スイーツ作り授業の一環

地元農産物を体験学習

JA福井基幹支店

福井市にある福井製菓専門学校の学生が、6月22日、当JA福井県福井南部支店管内の圃場で金ゴマの苗の定植作業を体験しました。

 

JAと連携し2019年から始まったもので、地元農産物について学び、学生自ら新しい菓子を考案するという同校の地産地消授業の一環。

 

この日、同校の1〜2年生15人が参加。学生たちが2日にセルトレーに種を播き、育ててきた苗を定植しました。

JA福井基幹支店営農部営農指導課の担当者㊧が栽培方法などについて説明するようす

JA福井基幹支店営農部営農指導課の担当者㊧が栽培方法などについて説明するようす

はじめにJA福井基幹支店営農部営農指導課の担当者が、金ゴマの栽培方法や苗の植え方について説明。

 

学生らは3人1組になって、マルチを被せた畝の前に並び、鎌を使ってマルチに等間隔の穴を開け、そこに5センチ程に育った苗を1本ずつ丁寧な手つきで植えていきました。

 

学生たちは額に汗を浮かべながら、約1時間かけて合計1000本の苗を植え付けました。

JA福井基幹支店営農部営農指導課の担当者㊧が植え方を実演しながら教えました

JA福井基幹支店営農部営農指導課の担当者㊧が植え方を実演しながら教えました

9月には収穫作業を体験し、学生それぞれが考えたオリジナルスイーツを製作する予定。

 

グループで金ゴマを使ったマカロン作りに挑戦する予定だという、1年生の学生は「苗を植える作業は大変だったけど、新型コロナウイルスの影響で学校イベントが中止になってばかりだったので、今日は友達みんなで体験できたことが楽しかった。おいしい金ゴマに育ってほしい」と笑顔で話していました。

金ゴマの苗を丁寧な手つきで植え付けていく福井製菓専門学校の生徒たち

金ゴマの苗を丁寧な手つきで植え付けていく福井製菓専門学校の生徒たち