鷹巣梅加工部会が「たかす梅干し」土用干しスタート

地域情報

地元産の材料で作る昔ながらの味

JA鷹巣梅加工部会

 

福井県福井市内唯一の梅産地である鷹巣地区で、8月3日、JAの鷹巣梅加工部会が作る「たかす梅干し」の土用干しが始まりました。

 

この日、同部会のメンバー12人が朝から作業を行っていました。6月中旬から、地元産の赤シソと一緒に塩漬けしていた同地区産の梅(品種=紅映)100㌔をパレットの上に取り出し、シソを取り除きながら、重ならないよう丁寧に広げました。パレットはビニールハウスの中に並べ、1~2日ほど干したあと、梅の実を裏返して裏面も干していきます。

 

鷹巣梅加工部会の部会長を務める丸山喜美惠さんは、「今年は初めて、赤シソも鷹巣地区で栽培したものを使うなど、より地元産にこだわった。たかす梅干しが、鷹巣地区を知ってもらう良いきっかけになれば嬉しい」と話していました。

ビニールハウスにパレットを並べていくようす

ビニールハウスにパレットを並べていくようす

たかす梅干しはカビの発生を抑えるぎりぎりまで落とした塩分量、着色料や保存料等は一切使用せず、昔ながらの味を守っており、今年は200パックを作る予定。10月12日から、JA福井県農産物直売所「喜ね舎 愛菜館」で販売を予定しています。

JA鷹巣梅加工部会のメンバー

JA鷹巣梅加工部会のメンバー