JA福井基幹支店大豆部会作見会

営農ニュース

管内大豆圃場巡回し生育状況調査

今後の栽培管理方法確認する

JA福井基幹支店大豆部会

 

当JA福井基幹支店大豆部会は8月4日、管内で栽培する大豆(品種=里のほほえみ)の作見会を開きました。

 

この日、同部会員をはじめ福井農林総合事務所、JA基幹支店管内の営農指導員やTACなど約20人が参加。管内の圃場4カ所を巡回し、今後の栽培管理方法について話し合いました。

 

参加者は圃場の状態や現在の生育状況を確認。JAの営農指導員が草丈や葉齢などを計測し、病害虫発生の有無や土壌の水分状態などを入念にチェックしていきました。

 

福井農林総合事務所の担当者は「今後は平年よりも気温が高くなることが予想されているため、干ばつや急な大雨にも対応できるように圃場内の排水の手直ししてほしい。それと大豆の葉が裏返っている状態は水が不足しているサインなので、定期的に確認して畝間かん水をしっかり行って」と参加者に向けて呼びかけていました。

 

圃場巡回後、JA福井基幹支店の営農部営農指導課の担当者は「病害虫の発生も少なく現在の生育は順調。今後も適期作業を徹底して高品質・多収量を目指してほしい」と話していました。同基幹支店は今回の生育調査データをもとに大豆部会だより「Beans Phoenix」第7号を発行し、今後の栽培管理徹底を図りました。

 

JA福井基幹支店管内の今年度の大豆栽培面積は約315㌶。10月中旬には収穫期を迎え、合計635㌧の収量を目指します。

大豆の圃場で草丈や葉齢などを計測するJA福井県福井基幹支店の営農指導員たち

大豆の圃場で草丈や葉齢などを計測するJA福井県福井基幹支店の営農指導員たち