大納言小豆部会委員による圃場巡回

営農ニュース

現在の生育状況をチェック今後の栽培管理方法を確認

当JA福井基幹支店

当JA福井基幹支店の大納言小豆部会は9月1日、支店管内産の小豆(品種=丹波大納言小豆)の収量と品質向上を目的とした圃場巡回を行いました。

 

この日、同部会委員をはじめ株式会社小田垣商店、JA各支店の営農指導員・TACなど10人が参加。管内各地区の圃場5カ所を巡回し、生育状況を確認しました。

 

現在の草丈や節数、病害虫発生の有無、排水や雑草対策の状況をチェックし、今後の栽培管理方針を話し合いました。

 

圃場巡回後、兵庫県にある老舗黒大豆卸問屋 株式会社小田垣商店の生産振興担当である吉田知運課長代理は「全体的に発芽率も良く、他産地と比べても生育上々。今年は例年に比べて全国的に降雨が多く、雑草に悩まされている所が多い中、今日巡回した圃場は上手に抑えられていた」と話し、同部会事務局である同基幹支店営農部営農指導課の担当者は「7月下旬にあった大雨の影響により、管内の一部圃場でも冠水被害があったが、大きな影響もなく現在の生育は順調。この調子で適期作業を心掛けて高品質と高収量を目指してほしい」と話していました。

 

JA福井基幹支店管内の今年度の小豆の栽培面積は、前年比1.25倍となる約18ヘクタール。11月中旬に収穫期を迎え、10アール当たりの平均単収125キロを目指します。

管内の小豆圃場を巡回し現在の生育状況を確認するJA福井基幹支店大納言小豆部会委員たち

管内の小豆圃場を巡回し現在の生育状況を確認するJA福井基幹支店大納言小豆部会委員たち