令和3年度献穀粟抜穂式

地域情報

黄金色に実った粟を刈り取る

9月5日、宮中の新嘗祭に供える「献穀粟」の抜穂式が、坂井市三国町加戸で開かれました。

 

坂井市からの粟の献納は、14年ぶりとなっています。

 

この日、奉耕者である松浦悦治さんをはじめ、地域住民や当JA関係者など約80人が参加。

 

神事に続いて抜穂式があり、松浦さん、JAの冨田勇一組合長、杉本達治知事らが圃場に入り、たわわに実った穂を鎌で刈り取りました。

奉耕者の松浦さんが丁寧に粟を刈り取りました

奉耕者の松浦さんが丁寧に粟を刈り取りました

松浦さんは、「豊穣の秋を迎えることができた。今後、乾燥や調整の作業に細心の注意を払い、大任を果たせるよう努力したい」と話していました。

 

収穫された粟は、5合(650㌘)が10月下旬に献納される予定です。

鎌を受け取る参加者のようす

鎌を受け取る参加者のようす