秋作「越前レタス」本格出荷開始

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面積拡大 昨年の倍!10万玉の出荷予定

 丹生地区で、水田園芸の主力品目に位置付ける秋作「越前レタス」の目ぞろえ会が10月8日、越前町上野の黒田創一朗さんの圃場で行われました。9月上旬の定植後、天候に恵まれ昼夜の寒暖差があったことで玉の詰りが良く大きさも十分です。生産者、バイヤー、関係者など約20人が参加し青山倫之営農指導員が出荷規格、注意点を説明しました。

 品種は「シスコ」「ブルラッシュ」「サウザー」など。生産者は収穫時期をずらすため4段階に分け播種しました。「越前レタス」の栽培は春と秋の年2回。秋作は2017年から取組み今年で5年目になります。面積は昨年より1.9㌶増え4.3㌶。出荷は11月中旬まで続き昨年より3.2万玉多い10万玉の出荷を見込んでいます。

 朝取りしたレタスは県外産より有利に販売するため、集荷場から近隣の販売店へ開店時までに直送する仕組みを武生青果と連携し構築しました。JA直売所「丹生膳野菜」をはじめ、県内のユニー、平和堂、バロー、県民せいきょうなどで販売しています。

 

越前レタスの出来を確認する黒田さん

越前レタスの出来を確認する黒田さん