福井製菓専門学校地産地消授業で学生が金ゴマ収穫体験

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収穫した地元農産物でオリジナル菓子作り挑戦

JA福井基幹支店

福井市にある福井製菓専門学校の1〜2年生20人が、10月15日、当JA福井南部支店管内の圃場を訪れて金ゴマの収穫作業を体験しました。農業体験を通して地元農産物について学び、その農産物を使って学生自ら新しい菓子を考案するという、同校の地産地消授業の一環。

 

今年6月に学生らが金ゴマの苗の定植作業を体験。この日、圃場提供者である五十嵐一美さんやJA福井基幹支店営農指導課の職員から手ほどきを受けながら、3人1組になって1メートル以上の高さまで育った金ゴマを収穫していきました。

 

なるべくゴマがこぼれ落ちないように、鎌を使って丁寧な手つきで刈り取り。広げたブルーシートの上で脱粒作業も体験しました。

 

収穫した金ゴマと豆乳を使ってカステラ作りに挑戦する予定だという学生は「1本の木にあんなにたくさんのゴマができるなんて知らなかったので驚いた。最初はゴマが落ちないように刈り取るのが難しかったけど、鎌の使い方を教えてもらってからは上手に刈り取る事が出来たので、楽しく作業できた。自分たちで作ったゴマでおいしいお菓子が出来上がるか今から楽しみ」と笑顔で話していました。

 

この日収穫した約7キロ分のゴマは、1週間ほど天日干しした後、10月30日に開かれる同専門学校のバザー「秋菓祭(しゅうかさい)」で販売される菓子にも使用される予定。

金ゴマの収穫作業に挑戦する福井製菓専門学校の生徒たち

金ゴマの収穫作業に挑戦する福井製菓専門学校の生徒たち